2018年05月05日

【河和田幼稚園】やさしき大男

P4180983この花、実物はもっと華やかで賑やかな感じ。
「きれいだね〜」と年長の女の子たちがいるところで言ったら
「この花、ダンスパーティーっていうんだよ」と教えてくれました。
なるほど、ダンスパーティーの賑やかな音楽や声が聞こえてきそうです。
アジサイの種類らしく、そういえばガクアジサイと同じような姿です。
ピンクや白で、雰囲気がだいぶ変わるものですね。

ところで、5月2日の夕方から幼稚園の遊戯室で合唱セミナーが開かれました。
河和田幼稚園合唱隊Mammyの指導をして下さっている原田先生からの依頼で
合唱セミナーの会場となったのです。

<東京カンタート2018 サテライトセミナーin水戸>という
合唱界では名の通ったセミナーとのことで、講師も何とオーストリアから来日。
ウィーンを本拠地に活動しているエルヴィン・オルトナー氏。
ルネサンス・バロック期の作品から現代作品まで、
またアカペラから管弦楽との大規模な作品やオペラまでと
レパートリーがとても豊富で、かつ高水準な演奏が好評を博している指揮者とのこと。

男女学生を中心に50人ほどの受講者とともにオルトナー氏の指導を見学しました。
年齢は70歳くらい、身長は190僂らいで、小豆色のポロシャツ姿。
リラックスして声を出すところから始まり
様々なことを語って語ってそして歌って、時にはピアノでリードして・・・でした。
心に残ったこと、感じたことを少しだけ伝えます。

●楽譜を読むということは、どういうことか?
音符や記号を几帳面に追いかけていく、ということではなくて
それらの流れの中でシューベルトが表現していることは何かを掴んでいくということ。
●合唱する時の自分はどうあればいいのか?
人と合わせて合唱だけれど、それより自分がどう感じどう解釈し、表現するか
そして指揮者と一人ひとりが音楽を分かち合うことを大切に。

通訳を通しての話は聞き取るのに多少の困難があり
ましてや本格的な合唱練習となると専門性も高いため
話の内容より話の雰囲気から学んでいく時間となりました。
実はその日の午前中、子ども達との時間の中で、
もっともっとその場その場で感じたり、思いを分かち合いたい、と思う瞬間があり
現実と通じるオルトナー氏の話しに、勝手に頷いて聞いておりました。
今どきのあり方は、いろいろな束縛を生みますが、
ウィーンからやってきた“やさしき大男”のオルトナー氏によって
遊戯室が混声合唱の豊かな響きでいっぱいに満たされる頃には
わたし達は、実はもっと自由になれる場や時間がたくさんあるのでは?
とさえ思うに至ったのでした。



kawawadayochien at 15:26 園だより 
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