2018年04月29日

【河和田幼稚園】緑の美しい季節に

まだ春とはいいがたい時期に幼稚園の水辺にカエルがタマゴを産み、
例年より早く訪れた桜の開花とともにオタマジャクシが元気に生まれ
池のなかを気忙しく動き回っていました。
そして、ここ1週間は水辺から大合唱が聞こえてきます。
♪ カエルの歌が 聞こえてくるよ
♪ 
グワッ グワッ グワッ グワッ
♪ ゲロゲロ ゲロゲロ グワッ グワッ グワッ

カエルの歌はこのように歌いますが
幼稚園のカエルは、ちょっとかわいらしく歌います。
まりが転がるように、というか。
大合唱中のカエルの姿を見てみよう、と水辺にいってみますと
歌は聞こえど、姿は見えず・・・
よ〜く目を凝らしましたが、ついに見つけられませんでした。

IMG_2009新緑が目にまぶしい季節
年中さんは報佛寺にさんぽに出かけました。
たくさんの緑があふれています。
濃いみどり、鮮やかなみどり、明るいみどり・・・
風の温かさと
キラキラの光が子ども達を包んでくれています。

IMG_2008鐘つき堂の石段を登るのも
木々の間からこぼれる春の日差しを
感じながら、何だかワクワクします。

身近な環境の中で、
お寺は自然が大切にされている場所のひとつです。

ところで、4月26日のエピソードをお話しします。
年中の仲良しの男の子4人が帰りの支度をしておりました。
おしゃべりしながらなので、なかなか進みません。
「誰が一番はやいかしら?」と先生が声をかけると
やっとスイッチが入って、ぐんぐん支度が進みました。
ところが近くにいたAちゃんはマイペースで支度しており、 
一番最後になりました。すると4人組の一人が
さっきまでのことは棚に上げて
「Aちゃん、おそ〜い」と言ったのですね。

すると、傍にいた年長のKちゃんがこう言いました。
「Aちゃんもがんばっているのに、そんなこと言ったら
悲しいでしょ。だから叩くんだよ」
Kちゃんがこんな風にいうのも、年中の頃にAちゃんから叩かれたからです。
そんなことがあっても、子どもは学んでいるのですね。
叩くのは、いいことではないかもしれないけれど
成長の過程では、言葉で表せずに思わず手が出ることもある。
子ども同士の生活の中で、子どもはこんなにも繊細で複雑なことを
感覚的に理解しながら学んでいる。
そして、その積み重ねが言葉になって、年下の子に心を込めて伝えられる。
Kちゃんから諭された年中の子は、ポロリと涙をこぼしたそうな・・・。

一つひとつを大切にしながら過ごす日常の中で、子どもは良く育っています。
子どもが自分の速度で出来事を咀嚼できるよう、ゆったりした時間を大切にしたい。
大人はそんな子どもの姿を見守って、しみじみと子どもから学んでいきたい。




 




kawawadayochien at 13:03 園だより 
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