2017年05月13日

【河和田幼稚園】万事休す

少し前の話です。
アケビの蔦でできた急須の弦(つる)が痛んでいたので
直しておりますと、
「それなぁに?」と子どもが聞いてきたので
「何だと思う?」と聞き返すと
頭を手をやって「こういうやつ?」というのです。
どうやらカチューシャではないかとのこと。
「なるほど似てる。でも違うのね。後で何か教えてあげるからね」
といって、直し終ってから急須に弦を取付けて伝えに行きました。
P4240147ちょうど朝の会でしたから
急須をかかげて
「これの名前をしっている?」とまたまた質問すると
「やかん」「水をやるやつ?」などというので
「う〜ん、似ているけれど違うのね」というと
「ポット」
「なるほど、そう言う時もあるわね・・・。これはね“きゅうす”っていうの」
というと皆、ふ〜んというような顔をしているのでした。

この頃は、いろいろな飲み物が生活の中に入り込んで
日本茶は“それらのひとつ”というところなのでしょう。
そして、日本茶も今はペットボトルで飲むものと思っているかもしれません。
そうすると、急須は知らないということになりますね。
ましてや幼稚園で使っているような
大ぶりな急須は家庭生活には登場してこないでしょうね。
万事きゅうす・・・。

ちなみに先日、瀬戸物屋に行った時
アケビの弦のスペアはあるかしら、と探してみましたが
クリーム色の細いビニールをくるくる巻いたモノしかなく
これはやはり、修理しながらも丁寧に使わないと、と改めて思いました。
そして、幼稚園で使っているこの紺地に白の水玉模様の茶器は
以前はポピュラーな茶器でしたが
そう、公民館など集会所でよく使われていたと思いますが、
今は、絶滅危惧種というか、貴重品となりつつあるとのこと。
子ども達が“急須”を知らないのは、しかたがないことですね。

補足です。
急須の手前に堂々と写っているのは、家型の鉛筆削りです。
前の園舎に似ているので思わず買ってしまいました。

以上、幼稚園のモノたちの話でした。




kawawadayochien at 18:08 園だより 
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