2008年12月17日

【河和田幼稚園】ささやかなことだけど・・・

 食事の後、書類を読んでいたら外で出入りのお弁当屋さんとどなたかの話し声が聞こえてきました。そしてお弁当屋さんが「園長先生、こちらの方が○○に行きたいそうなのですが、教えられますか?」ということなので、2人連れに玄関に入ってもらって地図を出してお伝えしました。東京から来たとのことで、土地勘がなく全く逆方向に来てしまい○○まではかなりの距離です。時間があれば車で送ってもよいところですが・・・あいにくそういう状況ではありませんでした。
 
 それでも「ご親切にありがとうございました」とお礼を言って行かれました。すると2人連れを見送ったところで、またお弁当屋さんが小走りに戻ってきて「○○は△△の近くですよね、だいたいわかるので私の車で送っていきます」と言うではありませんか!「あ、そう。じゃ、追いかけて声をかけるわね」と言って、横断歩道の向こうにいる2人連れに「モシ、モーシ」と大声で呼びかけながら駆け寄り事情を話しました。そして、車が横付けできるところまでご案内し、お弁当屋さんに「じゃ、よろしくお願いします」と声をかけると、2人連れはまたまた「ご親切にありがとうございました」とお礼を言い、見送ったしだいです。

 ものの5分くらいのできごとでしたが、人の役に立てたうれしさが、お天気雨の空模様の中、雲の合間からもれる明るい日差しのように心の中を明るくしてくれました。
 幼稚園の生活も、場面場面でその場にいるもの同士が、互いを思いやりあって暮らせるようにしています。簡単そうですが、人間の感情は複雑なのでなかなか難しい、だからこそ大事にしたいと思っています。

kawawadayochien at 14:12 園だより 
月ごと過去記事